ソ連戦車

1/144 BT-7 - 日本軍を苦しめた快速戦車 –

144分の1サイズのBT-7快足戦車です。ソ連戦車らしいシンプルなデザインをしている戦車で、当時ではかなり高いレベルの機動性を誇っていました。144分の1サイズのBT-7快足戦車はコンパクトでかわいいデザインになっています。
BT-7快足戦車は合計で約5,000輌生産され、1939年に日本軍、ポーランド軍、フィンランド軍と戦い、1941年以降にドイツ軍とも戦うなど幅広い戦線で活躍した戦車でした。

BT-7快足戦車の性能(スペック)

BT-7のスペックは次の通りです。
快足戦車の名にふさわしく、機動性は非常に高いものでした。

火力 :★★☆☆☆
防御力:★☆☆☆☆
機動性:★★★★★

火力

主砲の45mm戦車砲は1,000mで48mmの装甲を貫通できます。大戦初期のドイツの主力である3号戦車の装甲は1,000mで貫通できる程度の能力でした。

防御力

装甲は6-20mmと機関銃をぎりぎり防げる程度の装甲でした。どの戦車砲でも貫通できる程度の装甲であり(ただし日本の97式中戦車の主砲では500mまで近づかないと貫通できなかった、、、)、防御力としては不十分であると言えます。実際、独ソ戦開始時にはドイツ軍に次々撃破されていきました。

機動性

最高時速72km/hを出すことができるほどの高速でした。1937年に生産された戦車の中でもエンジンは450hp高出力で、同じ時期に生産された日本軍の97式中戦車は170hp、ドイツの3号戦車が300hpであることからも、そのエンジンの優秀さがうかがえます。

BT-7快足戦車の戦歴

BT-7快速戦車は、1939年に日本軍と戦いました。前半戦では日本軍の野砲に次々撃破されましたが、後半戦では装甲を強化したBT-7をまとまった数投入したこともあり、損害が減り有利に戦いを進めることができたようです。

その後、BT-7快速戦車は同年9月のポーランド侵攻、同年11月から翌年春にかけての対フィンランド戦争(冬戦争)、そして1941年6月からの独ソ戦に投入された。

特に、独ソ戦開始時は、BT-7快速戦車はソ連軍機甲部隊の主力を占めていました。
BT-7快速戦車は、ドイツ軍機甲部隊の主力戦車であったIII号戦車に劣らない性能ではありましたが、当時のソ連軍機甲部隊は戦車兵の練度が不十分であり、戦術面でもドイツ軍に大きく遅れをとっていました。そのため、本来の力を十分に発揮することなく、BT-7快速戦車は各個撃破されていきました。
その中でも、初戦で生き残ったBT-7快速戦車は1941年のモスクワ攻防戦やレニングラード包囲戦、北部コーカサス(現在のジョージア周辺)山地での戦闘や1942-43年のスターリングラード戦に参加し、独ソ戦では1944年頃まで、極東地区では1945年8月の満州侵攻まで実戦参加するほど、第二次世界大戦の初期から最後までを戦い続けました。

1/144サイズのBT-7快速戦車

1/144 塗装済み完成品

アトリエインフィニティー製 

アトリエインフィニティー製では塗装済み完成品と、塗装なしキットの両方を販売されています。
特に、塗装済み完成品はキットのフォルム、塗装品質と申し分がなく、これまで見てきた1/144サイズの中でも1、2を争うほどの品質だと思います。
予算があれば同じ種類の戦車をずらっと並べてみたい。。。

BT-7快速戦車(1935年型)

BT-7快速戦車(1938年型)

1935年型と1938年型では砲塔の形状が多少異なります。

1/144 塗装なしキット

塗装なしキットも販売されています。自分で塗装をしたい方にとってはおすすめです。

BT-7快速戦車(1935年型)

BT-7快速戦車(1938年型)

BT-7快速戦車 1935年型
全長    :5.6m
全幅    :2.2m
全高    :2.4m
全備重量  :13.0t
乗員    :3名
エンジン出力:450hp/1,750rpm
最大速度  :52km/h(装輪 72km/h)
航続距離  :350km(装輪 500km)
武装    :46口径45mm戦車砲20K
        7.62mm機関銃DT
装甲厚   :6~20mm

BT-7快速戦車 1937年型
全長    :5.6m
全幅    :2.3m
全高    :2.4m
全備重量  :13.9t
乗員    :3名
エンジン出力:450hp/1,750rpm
最大速度  :52km/h(装輪 72km/h)
航続距離  :350km(装輪 500km)
武装    :46口径45mm戦車砲20K
        7.62mm機関銃
装甲厚   : 6~20mm