アメリカ戦車

1/144 M3リー・グラント中戦車

アメリカ軍のM3リー・グラント中戦車です。固定式の75mm砲と、旋回式砲塔
37mmをもつ珍しい形をした戦車です。1942年12月までに計6,258両が出荷され、第二次世界大戦中期にイギリス軍・アメリカ軍にて活躍しました。一部太平洋方面でも使用されたそうです。

M3リー中戦車と、M3グラント中戦車との違いは、砲塔の大きさです。

1/144(144分の一サイズ)M3リー・グラント中戦車

M3リー中戦車

M3グラント中戦車(イギリス軍向け砲塔)

1/144 塗装済完成品

・アトリエインフィニティー製 1/144 M3リー中戦車
アトリエインフィニティー製では塗装済み完成品と、塗装なしキットの両方を販売されています。
特に、塗装済み完成品はキットのフォルム、塗装品質と申し分がなく、これまで見てきた1/144サイズの中でも1、2を争うほどの品質だと思います。
予算があれば同じ種類の戦車をずらっと並べてみたい。。。

1/144 塗装なしキット

M3リー・グラント中戦車の開発の経緯

ドイツ軍は1939年9月にポーランドに進行。1940年5月にベルギー・オランダ・ルクセンブルク・フランスに進行し、西方電撃戦が開始ました。ポーランドは数週間で降伏、フランスも西方電撃戦から半年持たずに本土を占領される快進撃をみせました。
これらの戦訓や、ドイツ軍でもⅢ号戦車、Ⅳ号戦車を整えており、アメリカもこれに対抗するため75mm砲を搭載した戦車を開発することが急務となりでてきたのがM3リー・グラント中戦車です。
ただ、当時アメリカには75mm砲を搭載するほどの戦車を開発したことがないため、暫定措置として不利を承知で車体に固定式の75mm戦車砲を装備することとして、この形になりました。暫定措置であるため、旋回できる砲塔の75mm砲を搭載した戦車(M4シャーマン中戦車)が完成次第、そちらに生産を切り替える予定でした。

M3リー・グラント中戦車とM4シャーマン中戦車

M3リー・グラント中戦車の戦歴

M3中戦車はイギリス軍に供与され、1942年の北アフリカの砂漠での戦いで実践デビューしました。同時期にイギリスで生産されたクルセーダー巡航戦車と比較して、信頼性が高く75㎜砲を搭載していたため乗員の反応は悪くなかったようです。
しかし、背が高い戦車であったため、敵に対して遠方からでもよく目立ち、格好の標的にもなりました。

M3中戦車
全長:    5.6m
全幅:    2.7m
全高:    3.1m
全備重量: 27.9t
乗員:    7名
エンジン出力: 400hp/2,400rpm
最大速度: 38.6km/h
航続距離: 193km
武装:    28.5口径75mm戦車砲M2または37.5口径75mm戦車砲M3×1         50口径37mm戦車砲M5または53.5口径37mm戦車砲M6×1         7.62mm機関銃×4 
装甲厚:   12.7~50.8mm